芸術の秋、読書の秋、そして食欲の…

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『シベリア』も三日目、早いものでもう中日です。


今回の舞台も多くの方にご観劇頂ける事、大変嬉しく思っております。

オフィシャルグッズをお申し込み頂いた方だけでも、北は北海道から南は九州、福岡まで。

ざざっと申し上げますと…、
北海道、岩手、秋田、福島、群馬、栃木、茨城、埼玉、東京、神奈川、千葉、山梨、長野、新潟、富山、石川、静岡、愛知、岐阜、大阪、京都、奈良、兵庫、岡山、広島、愛媛、香川、福岡



まさに全国津々浦々、本当にありがとうございます。

皆様の思い出に残る舞台になる様、精一杯勤めさせて頂きます。


さて、今回劇場にて本を販売しております。


『唐傘一本』

このお芝居の原作者である小松重男先生の作品集で、もちろんこのお芝居の原作である『小説・シベリア』も収められています。



そして、『テアトロ』

こちらは、今回の上演台本、福田善之先生が構成、脚色された『シベリア』が掲載されています。


テアトロの戯曲を読んでお芝居の場面を思い出して頂くもよし、原作ではどういう風に描かれているのか、小説が戯曲になるとどう変わるのかを比べて楽しんでみるのもまた一興かと思いますが、如何でしょうか?


僕も劇場へ向かう道中、原作を読み返しながら『シベリア』の世界に浸っております。


遠方からお越しの方は帰りの電車でゆっくり読んでみるってのも、読書の秋っぽくていいんじゃない?



劇場の受付では、制作の菊池くんではなく、綺麗な受付嬢がご対応致しますので、どうぞご安心下さい。



劇中で主役の二人が美味しそうにお菓子を頬張るシーンがございます。

幕間や終演後に『お腹減ったぁ!』というお客様の声を耳にします。



食欲の秋、皆様くれぐれもお菓子の食べ過ぎにはご注意下さいませ♪


Posted at 2012年10月6日 [土] 13:26 | カテゴリー:雑記 |

満員御礼!

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二幕からは豪雨というアクシデントに見舞われながらも、どうにか初日を迎える事が出来ました。


窮屈な客席で、最前のお客様には雨が吹き込み、途中、雨音でセリフも掻き消されながらも、最後までお芝居をご覧頂けた事、大変嬉しく、心より感謝申し上げます。


自然の中でお芝居をする事の大変さを初日から痛感させられましたが、
『濡れたけど面白かった。』
『雨も演出かと思った。』
『あれはあれで風情を感じた。』
『シベリア食べたい。』
など、寛容なご感想を多数頂戴し、我々キャスト、スタッフ一同も取り敢えずホッと胸を撫で下ろしております。

演出家からも『雨で芝居のダメな部分が掻き消されてた。』とのお褒めの言葉………褒めてんのか?コレ!



何はともあれ『シベリア』、色んな事が“初めて尽くし”のワクワクドキドキなお芝居が幕を開けました。

月曜までの短い期間ですが、どうぞこのワクワクドキドキにお付き合い下さいませ♪



7日(日)の夜の回に、若干のお席がございます。
予報では晴れ。

ご来場、心よりお待ちしております。


Posted at 2012年10月5日 [金] 16:01 | カテゴリー:雑記 |

千客万来、招き猫♪

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昨日の残暑から一転、爽やかな秋風が心地好く頬を擽り、季節の移り変わりを感じさせます。



昨日から稽古場を本舞台に移し、いよいよ初日へのカウントダウンが始まりました。

僕は昨日、初めて劇場となる能舞台を見せて頂きましたが、趣のある素敵な空間にとても惹かれました。



ただ、一般の劇場と違い、この舞台ならではのご注意頂きたい事が幾つかありそうなので、演劇ライフや稽古場ブログと重複する部分もあるかと思いますが、こちらでも書かせて頂きますね。



まず、劇場となる代々木能舞台ですが、山手通りから一本細い道に入った住宅街にございます。

ごく普通の静かな住宅街にありますので、特に終演後などはご近所の迷惑にならない様にご配慮下さいませ。


代々木能舞台は建物自体が文化財になっております。なので【全館禁煙】。
泣き出したくなりますが、僕も我慢しますので、皆さんも暫しの間、ご協力下さいませ。


入口は広めの玄関です。

履き物は袋に入れてお持ち頂く事になりますので、長いブーツや履いたり脱いだりに手間のかかる履き物でない方が宜しいかと思います。

また、廊下は滑りやすくなっておりますので、充分ご注意下さいませ。



基本的に劇場としては作られておりませんので、化粧室は一度に多くのお客様を受け入れる事が出来ません。
ご不便をお掛けしますが、ご了解頂きたくお願い申し上げます。



さて、客席のご案内でございます。

向かいの能舞台を隣接する和室から眺める、と言った表現が近いかなと思います。
座布団でのご観劇、お履き物の袋もお持ち頂きますので、あまり大きなお荷物はお控え頂く様、お願い致します。

ロッカーも無いのよ。

全席自由です。
建物の構造上、柱が死角を作る場所も生じますので、ご注意下さいね。

後方にはなりますが、ベンチシートの様な腰掛けや椅子席もご用意しております。
長時間の座布団に不安のある方はどうぞスタッフにお申し付け下さいませ。

座布団でご観劇の方はどうぞ座り易い服装でお越し下さいまし。


それからね、エアコンとか無いのよ、文化財だから。


昨日は台風一過で残暑が厳しく、皆汗だくになっておりました。

暑いか涼しいかはお天気次第で何とも言えませんが、満席になると相当暑くなる事も考えられます。

涼しい装いに何か羽織れる物をご用意頂くのが宜しいかと思います。



舞台と客席の間には庭があります。
その庭も演技空間として使うわけですが、雨が降ったらどうするんだろうか…?

えっと、何を言いたいかと言いますと、この舞台、完全な閉鎖空間ではございません。
庭があるという事は虫も飛んでいるという事でございます。

一心不乱に演じながらも照明に誘われて飛んでくる虫に警戒しなければなりません。

昨日、飛んできた虫を見ながら芝居していたら台詞を忘れました。


イェイ♪


芝居中に飛んでくる虫は無視っ!



………失礼しました。

思い付いた駄洒落は言わずに居られない年齢になってしまった。


しかし、虫に気を付けて頂かなくてはならないのはお客様も同じ。
あちこちに蚊取り線香を置きますが、お客様の美味しそうな匂いに誘われ、小さなヴァンパイアが何処からともなく飛んできます。
公演を重ねると口コミで増える可能性も否定出来ません。

虫除けスプレーなど、防虫対策もお願い申し上げます。



一通り、ご注意頂きたい事を申し上げましたが、お願い事が多くてごめんなさいね。



スタッフ、キャスト一同、窮屈な思いも虫も吹き飛ぶ様な舞台を目指して頑張りますので、よろしくお願い致します。



稽古場ブログで代々木能舞台への行き方をご案内しております。
どうぞご参考になさって下さいませ♪

http://s.ameblo.jp/shiberiablog/


Posted at 2012年10月2日 [火] 14:18 | カテゴリー:雑記 |